INTERVIEW: 研修先クライアント・インタビュー②

INTERVIEW: 研修先クライアント・インタビュー②

 

従来の住宅事業の強化にあたり、【住宅デザイン研修】を受講されました。

研修に選抜された受講者様へ研修を受けた実際の感想を伺っています。

 

 

Q研修を受講されての感想をお聞かせください。

K様:事前に研修を受けられた企業様のデータを見ましたが、すごいと思い、自分でもできるのかなと不安に感じました。自分もこんな風にしたいという思いで、研修に取り組みました。研修の途中はかなり大変で、自分のやりたいことが出来ず、苦悩しましたが、研修を受講するにつれ成長を感じました。実際に今、打ち合わせをしているお客様に対してプレゼン能力は格段に上がり、やってよかったと感じています。

K様:研修を通じて自分のできない物に気付かされ、行っていたパターンを崩していく必要がありましたが、結果としては凝り固まった仕方を他の方の意見を取り入れながら崩していくことができました。インテリアに関しても、自己分析ができたと思います。

 

A様:入社して以来現場監督をしていたため、いつも仕上がったもので仕事をしていました。今回研修でゼロから物を作る仕事を初めて経験してみて、設計さんの大変さを知ることができ、研修を通じて自分の中でパターンができました。最初はどうなるかと思いましたが、出来るようになっていて、後はどれだけ手間を加えれるかだと思います。宿題が多いですが、本当に初めてのことを多く学び、良い経験になりました。

I様:最初は間取の作成ができませんでしたが、回数を重ねるにつれて、作れるようになりました。スタートの仕方が分からず、大変でしたが少しずつ出来るようになりました。実際、打ち合わせで、お客様に3Dを見ていただきましたが、インテリア提案ができて、有効活用できました。また、お客様が受ける印象を考えながら、プレゼンテーションボードを作るようになりました。自分なりの見せ方を考えて作成することで、お客様へ与える印象の大切さを知りました。

I様一番知識がない中で研修をスタートすることになりました。全く知識も経験もないままのスタートだったので大変でしたが、気づけばできるようになりました。

 

Qプランニング・ヒアリング研修の感想をお聞かせください。

K様:担当業務がファーストの打ち合わせに入って、どんな家にしたいですかと聞き取りをしています。お客様から大事な条件を聞き出して、自分も他の人も理解できるようにまとめていました。研修を通じて、自分でプランを書いてみて聞くべきことを頭の中で整理することができました。

K様:設計を担当していますが、研修で習った事を取り入れながら実務に活かしています。今までは男性的な提案で平面図のみの提案でしたが、今回の研修で3Dや立体的に見せることができるようになり、女性的な提案もできるようになったので、もっと広い角度で提案が出来るようになりました。平面図を立体的にとらえるのは男性が得意で、女性は不得意と言われていますから、女性にはイメージしにくいものだったと思います。

 

A様プランニング・ヒアリングと初めて行う作業で、自分の好みが分かったのと同時に、自分の好みが全員に受け入れられるものでもないとも理解しました。自分が不得意とする和風や洋風が好きだと言われたら形にしていかないといけないので、自分の中で引き出しを増やして、様々なお客様に対応していきたいと思い、自分の好きな物だけではダメなんだなという風に感じました。そして多くのことを知っておかないといけないと痛感することができました。

I様: クロスの提案に非常に活かされています。言葉で説明したり、サンプルで見せてもお客様は部屋の全体のイメージがわかず、困惑していました。研修を受けてこちらで図面を作成することができて図面の中ですぐ変更することができるので、提案のスピード、幅が広がりました。

I様:お持ちの家具の表現もできるので、実際にパース上にはめ込んで配置、提案することができ、イメージの相違が少ないのでクレームも減ったように感じます。

 

 

Q外観デザイン研修を受講されての感想をお聞かせください。

K様:自分の中で固定観念を払わないといけないのが難しかったです。以前は色々な間取りがあっても、作成して外観が出来上がると同じような見た目になっていました。雰囲気が似たような感じになってしまうので苦手な洋風や可愛らしい外観に変更するのが難しく感じましたが、色々なデザインのパターンを学べたことがすごく良かったです。

 

 

K様:外観は一通りしましたが、凝り固まった外観になっていたのでコンセプトに合わせて、自分の中の引き出しを増やすことができました。

A様:3Dパース上ではどんなに奇抜な家でも表現することができました。お客様に対して、表現力の幅はすごく広がったと思います。

I様: 初めは難しく簡単な屋根や外観に逃げていましたが、少しずつ自分が思う外観の形に仕上げる事ができるようになりました。

I様:研修中の課題で出たワードが分からず、まずその言葉から調べていたので知識の幅が広がり、お客様への提案の幅も広がったと感じています。

 

Qデザイン研修で苦戦した時に講師の方はどのようなアドバイスをしてくれましたか?

K様:男性は単体を見てしまいますが、全体の雰囲気を捉えて、どういったコンセプトにするのかを考えていかないといけないとアドバイスをもらいました。

A様:インテリア研修では1つ1つのものが大切で、観葉植物にしろ、食器にしろ、あるのとないのとではイメージが大きく変わってきます。男性は気づきの力が女性より劣っていると感じましたし、
気遣いがそのまま図面に現れるということを知りました。

I様: インテリアは自分が良いと思って配置するのではなく、お客様に見せるということを考えて、一つ一つ意識していかないといけないなということに気づかされました。

 

 

I様:自分が好きなスタイルは楽しく早くできましたが、不得意な分野ではなかなか進めることができなかったので引き出しの少なさを痛感しましたが、研修を通じて引き出しを増やすことができました。

 

Q研修を通して自分の中でどんな変化がありましたか?

K様: 前まで図面関係は設計にお任せで、この研修を始めてお客様との打ち合わせで、間取りが半分終わったあたりから、自分でも考えて提案をするようになりました。

K様:今までこの会社は時間をかけて数を打っていく形でしたが、一つ一つのものに対して時間をかけて、質を上げて濃くして、しっかりと仕上げてからお客様に提案するような形にしないといけないなと感じました。データ上の形だけでなく、自分の中の気持ちや思い、コンセプトもしっかりと練った上で提案をしています。

A様:全てが初めての経験だったので、営業から設計、インテリアまで全て吸収しました。習うもの全てが自分の中でプラスになってこれから現場のスタッフとして働くなかで、施主様に対してだけではなく取引先の業者に対しても活用して行ければいいなと思うようになりました。

I様:3Dパースがしっかり作れていると自然にお客様とコミュニケーション、ヒアリングができるようになり、すごく助かっています。お客様とコミュニケーションが取りやすく、スピードもあがってお互いに、言いたいことが言えるようになっているのかなと感じています。インテリアの段階で簡単な間取りの変更をお客様に言われても、間取りの勉強をした分知識ができたので、設計になげかけやすくなりました。

I様:リフォームで担当したお客様の間取りで少しの変更であれば自分で考えて、変更提案をすることができるようになりました。これはすごい進歩だと思います。その場で色を変えたり、垂れ壁をなくしたりできるので打ち合わせがスムーズになりました。

 

Qデザイン研修を受けてこれからどのような提案をしていきたいと感じましたか?

K様:お客様のヒアリングを行って、こちらから出すファーストプランがお客様のイメージに大体あっている状態が理想です。失敗談としてお客様にヒアリングした内容を別のスタッフへ伝える時に、自分が間に入って解釈を間違えた為、全く違う意見として、スタッフに伝わってしまいお客様へ出したプランが、お客様の理想と離れてしまったことがあります。それをいかに短いスパンで要望をくみ取り形にし、質を上げる、さらに生活のイメージをしてもらえるかが課題となります。

K様:お客様へ作品として提案する上で、研修で増えた自分の引き出しを使い、まだお客様が創造していないものをいかに提案していくかが課題だと思いました。間取り集の中から3Dにするのではなく、僕らだからできる図面のプラン提案や、お客様それぞれに、特別な提案が出来ると思うので、さらに提案力とプレゼンテーション能力を上げていきたいと思います。

A様:施主様とパソコンを通じて関わる事はありませんが、現場でも活用していきたいですし、ソフトを触れるのが会社の中で今現在この5人だけなので、設計の方が困ったとしても残り4名で、4パターンの提案ができますし、ォローができるので助けていきたいと思います。

I様:ニッチで細かいサイズや位置を3Dでみて理解してイメージを持ってもらえるので、細かい提案をもっとしていきたいと思います。

 

Q各講師の中で一番印象に残った思い出や出来事があればお聞かせください。

 

K様: まず間取りの研修の時に、自分ではうまくできたと思いましたが、ここをこうした方がいいとか、できてないところを細かく指導してもらいました。また、外観の作り込み、扉の開き方やどこにスイッチが付くなど現実的な指導をしてもらいました。

 

K様: 他人の意見を聞く機会があまりなく、頑張って作成した時に褒められると嬉しいですし、自分の中で納得いっていないまま提出すると適格に指摘してもらえて、評価してもらえることが嬉しかったです。お客様目線でも指導者としても両方の目線で意見を言ってもらえることも良かったです。

A様:自分では自信があったとしても、駄目な所はダメだと指導してもらえました。この人はこういうのが得意というのを認めてもらえて、好きなものを伸ばしていける、長所を伸ばしてもらえる指導方法だったのが良かったですし、嬉しくもあり楽しくもありました。

I様:正解も不正解も分からないままここまで来ていました。自分が良いと思っても先生からは素材感が合わないと指摘を受けたり、ちぐはぐの部分を見抜かれたり、この系統であればここは違うのではないかとアドバイスをいただきました。やっと正解が分かってお客様にも自信を持って提案することができるようになり、自分の中で基準と答えが見えてきたので良かったです。言い回しについても研修中の先生の言葉を使ってうまく伝えられるようになりました。

I様:基礎を何も教わっていなかったので、全て独学でここまでやってきていました。研修中に教わった言い方やテクニックは実戦にも反映させています。

Qお客様に実際、3D ソフトで提案を行ってみていかがでした?

K様:時間に比例してお客様の反応が変わることがわかりました。自分の中で時間がなく、あまりイメージがわかない時に3Dでご提案をするとあまり感動を見ませんが、しっかりと時間をかけて作りこみを行うと非常に良い反応を得ることができました。今までは平面図と2パターンの内観のカットだけで提案をしていましたが、360度ぐるぐる回して見せることで分かりやすく伝えられ、一回の打ち合わせのスピードと質が上がりました。

 

Q 実際にソフトを使ってプレゼンテーションをした際のお客様の反応を教えてください。

K様:生活感を表現する事ができるようになって平面図の時は家事動線を口で伝えても、イメージしにくかったと思いますが、物があると具体的にお話を進めることができて、実際に住んだ時の雰囲気も伝えられるようになりました。また、打ち合わせの中で気づきにくいところはこっちから提案して、お客様からの提案もあって、進んだ話が飛び交うようになりました。

K様:現在、2軒目を建築予定のお客様と打ち合わせを行っています。以前は変更点は持ち帰り、次回の打ち合わせまでに直すという流れでしたが、今回はその場で直しながら打ち合わせを進めていけているので、お客様の声としては早い!と聞きました。効率的にその場で変更ができるので負担が減り、戻ってから図面を考える仕事もなくなりました。

I様リフォームで使うことが多いですが、間取りを変更して提案した時にやっぱりわかりやすいという声を一番聞きますし、他社をまわられてから来たお客様もすごく感動したと言っていただきました。お客様にとっても非常にわかりやすいというのは感じていますし、仕事もしやすくなりました。

 

Q VRを導入された感想を教えてください。

K様:こういったものが体験できる時代が来たんだなと驚きを感じました。3Dとはまた違う物の大きさや感覚、高さ、奥行きがリアルに感じられます。特にLDKの広さを迷われる方が多く、VRで見ることで感覚が分かり収納を再現したものも、お客様からすごく分かりやすかったと言ってもらいました。
生活感が伝わるツールとして非常に助かっています。

K様:新しいものなのでまず他社がする前に自分たちが、スタートダッシュを切らないといけないと思っています。きちんと広さの感覚と家具とかも見れるので、一般のお客様のみやすさというのは、図面上で提案するよりは桁違いに いいと思います。

I様:棚の高さだったり、お客様の目線に対して、見え方もリアルに表現できます。どの場面でも使え部屋の広さ・細かなインテリアの配置までも提案できるツールになっています。

I様VRはとても楽しく、 自分が中に入って360度家の中を見渡して歩き回ることができるので 、絶対お客様も感動すると思います。他がやっている所も少ないと思うので、VRの体験ができるという、アピールにもなりますので使っていきたいと思います。

Q VRを実際にお客様にご体験頂いた時の反応や反省点など教えてください。

K様:体験されたのがご夫婦で、丁度LDKの広さを悩まれていて、坪数を小さくしたものを見せる前に、少し見てみましょうということで、広い方をVRでご覧頂きました。実際に体験されて狭く感じたと言う事で、一つプランを決定させ方向性も固まり非常に良かったです。またVRをご覧頂いた後に、見学会でVRの映像と完成した現場の廊下の広さは一緒ということをご説明して、次のステップに進むことができました。視点の目線の高さを設定しましたが、低くなったり、スタートの位置を失敗していたり、事前の段取りがあまりできていなかったのでしっかりと事前準備をして日々使い慣れる必要があると思いました。

 

Q研修の中でのターニングポイントはありましたでしょうか?

 

K様: 自分が作った作品に和モダンが非常に多かったですが回数を進むにつれ、他の研修者のスタイルや、外構デザインを見て自分でも洋風や可愛いイメージも作り出せた時に、自分でも成長を感じました。

K様:今まで間取りを作ってから外観をイメージしていたのですが、この研修では逆で最初は大変だったんです。でもその順番で出来るようになってからは、後に困ることがなくなってきました。実際に建っているものだったり雑誌のデザインを取り入れるのに自分の中ではすごく抵抗がありましたが、良いところをうまく取り入れて真似をしながら自分のオリジナルをスムーズに生み出されるようになったので、そこが一番自分の中で大きく変わったポイントです。

I様: 1回目とデザイン研修最終日で作った、オリジナルの間取りを見直した時に全然違うと言われ、できるようになったんだと実感し、もっとできるんじゃないかと自信が出ました。

I様: 間取りの作成に自信がありませんでしたが、オリジナルの間取りを作成して講師が変わった後に、インテリアの先生に「一番間取りが好きだったよ」と褒められた時に自信がつきました。

 

Q研修をして新たに抱くようになった目標はありますか?

 

K様: もっとプライドをもって家を作っていき、自信をつけて
家づくりに携わっていきたいと思います。

A様:現場でお客様との会話の中でお客様が少し変えたいと、おっしゃったらこの研修の知識を活かして変更できる点をお伝えして活用していきたいです。

I様:もっと色やインテリアのテイスト勉強してなるべく、お客様のイメージを膨らませてあげれるように、提案をワンランク上げていきたいです。

I様:雑誌を買って自分で勉強して知識を増やそうとするようになり、どんな提案があっても対応ができるよう、引出しを増やしていきたいと思います。

 

Q 研修をお勧めするとしたらどんな方にお勧めしたいですか?

K様:よく予備知識が無いから出来ないと言われますが、素人の僕でもこの研修を受ければ基本的な知識が得ることができ、形になりました。この研修は誰でも受けることができ、この研修の中でやりたいものを見つけていけたり、自分が想像していないものができて才能を開花させてくれる研修です。

K様:建築は必要最低限の知識を持っていることが絶対だと思っていて、1つの職種だけでなく、他の業種を知ることで見方も変わります。お客様に対して、自分の担当外のことであってもアドバイスができるようになりますのでおすすめします。

A様:僕と同じような工事現場のスタッフにも勧めたいなと思います。これまではお客様のことを考えられず、工事目線でしか仕事が出来ていませんでしたが、お客様がこうした方が喜ぶだろうなというような感覚に変わってきました。この感覚を他の人にも研修を通して感じてもらいたいです。

I様:: 間取りを書くのは初めてでしたが、少しでも知っていれば何かあった時に、提案に繋げられるのでお勧めしたいと思います。

I様: 本当にゼロからのスタートでしたが脱落することなく、研修を終えることができたので、興味があったりインテリアについても学びたいと思う方は自信を持っておすすめしたいです。

 

 


皆様の貴重なお時間を頂き今後、更なる革新を目指して住宅事業部の進化と発展に期待していきたいと思います。

ありがとうございました。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL