ハワイの新しい不動産「ホテルコンド」とは?

ホテルコンドの特色
ホテルコンドとは分譲ホテルである
あなたもワイキキのホテルやコンドミニアムのオーナーになりませんか?好きな時に、好きな期間宿泊でき、利用しない時は、面倒な貸し出しをする必要もなく、ホテル運営会社がホテルとして一般に貸し出してくれます。もちろん運用益も分配され、ローン返済に充当できます。

 

 

新しく分譲ホテルとして生まれ変わったアラモアナホテル
購入者の多くは長期安定したハワイの不動産市場から、将来の値上がりの可能性も考え投資する方も多いようです。ハワイでは新しい不動産の管理運営形態が一般化してきております。

このように従来のコンドミニアムのような販売形態をホテルにまで応用したシステムが、新しい単語コンドテル、またはホテルコンドと言われる由縁です。日本では「分譲ホテル」と呼ばれ、北海道で第一号の開発計画があり、新聞で発表されました。

管理会社はコンドミニアムオーナーの物件を管理する会社で、そのオーナーがホテル運営会社とその物件のレンタル契約をした場合には、ホテルとして運営されるのというのがホテルコンド(コンドテル)の基本的なしくみです。

それでは物件の紹介の前に、ハワイのホテルコンドがなぜ誕生したのか、その歴史的背景を探ってみたいと思います。


ホテルコンドの歴史

日本ではホテルの所有者がホテル運営も行なうのがまだ一般的です。しかし、ハワイでは1980年代から、一棟ものホテルやコンドミニアムなどの不動産は、所有と管理する会社が別々であるのが一般的でした。稼働率が良いハワイの不動産とは言えども、ホテル経営を専門にする会社がマネジメントすれば、さらなる経営効率が高まるからです。

即日ほぼ完売のトランプタワーもホテルコンド形式 今までは一棟のホテルやコンドミニアムをひとつの不動産資産として管理運営してきました。ハワイという最高のブランドが付いた不動産であり、アメリカ合衆国というカントリーリスクの少ない最高ブランドの不動産です。観光客が激減することもなく、部屋の稼働率は8割近くをキープしていました。

しかし、同時多発テロによる長期にわたる観光客の減少などが原因で、利用客の減少や、多額の建設費の借り入れ返済スケジュールに支障が生じてきます。そのような背景から建設資金を早く回収しリスクを減らし、また、新たな不動産開発に投資するという短期間で資本を回転させるのに有利なシステムが求められてきました。

ハワイではタイムシェアという週単位の所有権が早くから販売されてきました。タイムシェアをレンタルして利用することも可能で、ホテルコンド(コンドテル)と一件よく似ておりますす。しかし、根本的にタイムシェアとは異なるハワイの本 物の不動産です。ホテルコンドはハワイのタイムシェアとは利用目的も異なり、その資産価値は通常のコンドミニアムや一軒家と同じで、一般の不動産と同じように売買されます。

2000年を過ぎた頃からは新築だけではなく、改装されたハワイのホテルやコンドミニアムの部屋そのもの自体を一部屋づつ、一般に販売するようになり、現在のホテルコンドが主流となってきています。環境保護や開発抑制による新たな不動産開発が難しいハワイ、特にワイキキでは、不動産の新たな供給源として歓迎され、地元の人々の投資物件としても人気となっています。

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