INTERVIEW: 研修先クライアント・インタビュー①

INTERVIEW: 研修先クライアント・インタビュー①

クライアントインタビュー

 

社長 K氏

 

 

建材事業を中心に外壁材、内装建材、床材など部門が分かれており屋根や外回り、太陽光発電も含めた専門工事も含む新築からリフォームまで幅広く行う四国四県で40年活躍している企業様です。

 

 

 

“強みを活かし、ターゲット層をしぼり

  住み心地を重視する企業” 

社長K氏:僕らは高気密・高断熱・遮熱・透湿・喚起有というところを強みとし、せっかく建材会社をしているので、基本的には住み心地を重視しています。新築事業では長期優良住宅の認定を取ったり、耐震性をバランスよく作ることに力をいれています。ハウスメーカーさんと地元の間にしぼったターゲット層と、価格の割にいいものつくるじゃないですか!という建材のラインナップです。幅広い知識があって、建材も選べて、選べるのは楽しいねとなり今のポジショニングになりつつあります。

Qユーリック興産の研修を受けようと思ったきっかけはなんですか?

社長K氏:USKの植田社長とは僕がこの業界に入って約30年程前から、建材事業・専門工事事業を通じて、お付き合いがあり、この住宅事業・リフォーム事業を行うのに一番勉強させてもらいました。言葉では悪いですが、植田社長に盗まさせてもらっていました。商売のやり方であったり、一から事業をおこしてっていうところで非常に勉強になり、その植田社長から声がかかり、同じ提案であっても恐らく他社ではやっていない、成功者から適格なアドバイスをもらえるいうのが大きなきっかけです。

 

 “2歩、3歩先を読んで進む”

Qユーリック興産にどういった印象をおもちでしたか?

社長K氏:常に、1歩ではなく2歩・3歩先を読んで先を進んでいます。分譲地を作るにしても街並みも含めて、他社とは比べものにならないぐらい違っていて早いです。新しいトレンドを作り、そういう時代を創っていくことを当ててきているので、緻密な計算の上に成り立っているんだなと思い尊敬しています。

“ほかの研修とは違うアフターフォローがある研修

Q実際に研修プログラムを受けられた社員さんを見てどういった印象を受けましたか?

社長K氏:できなかったことができるようになった社員は自信がつき、顔の表情にも表れています。この研修は実践型だと思います。1年間毎月ずっと年間を通して研修をやってますが、他の社員研修などはぶっつけでしています。半日とか1日とか集中的にやるんですけどその日で終わりなんですよね。フォローもなければ次の展開もないのでなかなか定着しにくいです。USKの場合は宿題と振り返りもあって次々課題が出てこなしていくので、仕事に直結したすごく実践的な研修です。

 “今の住宅業界を生き抜くために”

社長K氏:住宅業界はユーザー自身の選ぶ基準がすごく変わってきています。お客様は堅実的になってきていて、慎重に商品を選ばれる時代になっていると思います。僕の時代は衝動買いの世代で、今の若いユーザーは給料も伸び悩んで現実的に決めようとしていて、情報の取り方もSNSであったり、方法もきちっとやっていかないとヒットしていません。そうした現状から その価値がどういった特徴でどういった取り組みをやっているのか、きちっとプレゼンをしていかないとお客様が選ぶ土俵には乗れません。もちろんその背後には会社が大丈夫なのか、背景やアフターメンテナンスというのもあると思います。長く事業として商売をやって行くのだったら最低限のデザイン力、施工力・アフターメンテナンス力、きちっと 1つベースとなる部分をバチっと作っておかないとどれだけ一点張りで行っても、崩れていくので難しいと思います。あと社長のワンマンではだめです。社長の営業力であったりカリスマ性であったりっていう社長だけのパワーでは事業はやっていけません。全社的に一丸となって進んでいかないといけないと思います。

 

“地元密着型の中小企業の悩み”

社長K氏:社歴が長くても、入社1年生、2年生であっても、全員のレベルをあげていかないと、難しい時代になってきたかなと思います。そういった中で大手が良いのかな、大手の住宅会社が優位なのかなと、ちょっと思います。地元でもきちっとベースが築けていれば続けられると思うんですけど、なかなかニワカにはベースっていうのは出来るものではないと思います。地元密着型の中小企業って、人がまず人が入ってこないというのが現状です。人がまず雇えないのでははないでしょうか。僕が幸せだなって思うのが私どもの会社で採用がある程度、人が欲しいなと思ったら人が入ってくる状態になっているのが非常にありがたいです。

 “今後の取り組み”

社長K氏:当初思っていた目標よりはもう少し高い目標を持たないといけないなと思っているんです。この住宅事業は15億っていう売上高に持って行きたいなと考えています。その過程の中で不動産事業を入れて行く必要があると思っています。まだまだ香川県の知名度においても成長の余地があり、専門工事業で中国四国エリアで支店を増やしていきたい。基本的には同じ専門工事業をしている、どちらかと言うとスモールなところでM&Aで事業を拡大し、支店拡充していきたいなあと考えています。そういった意味ではこの専門工事業も、プレカット事業っていう外壁材のカットをしていて、中四国初という取り組みもやっていています。西日本で一番・二番の事業なんです。これから事業エリアを拡大していきたいと思っていて、50周年で50億の売上規模を達成したいと思っています。

  “実際の研修に参加して考えたこと”

Q 以前、オーストラリア視察研修に参加されていますが、その時に感じたことを教えてください。

社長K氏:研修にお誘いいただき参加をしましたが、これはデザインであったり色々な勉強させてもらいました。多分、今までこういうような研修を提案いただいたことはなかったですが、目から鱗で斬新だと思いました。日本の間取りや作り方・デザインとはまた違いました。オーストラリアでは屋外リビングっていう所を日々使っていて、飾りではなく生活・ライフスタイルをきちっと取り入れているんですよね。バーベキューコンロにしてもしょっちゅう使っている感じが分かるんです。向こうの住宅は自分のしたいライフスタイルをデザインにしてくれるというのが、日本とは違うんです。日本はその家に合わせて暮らしていきます。オーストラリアは自分に合わせた提案をしてくれるのかなあと感じましたし非常に勉強になりました。色使いについてもインテリアにしてもしっかりしていて、自分がこれ好きだと言い切れるものがあります。最新の注文住宅地であったり、最新の分譲地など見せてくれてすごく勉強になりました。

Q USK研修をお勧めするとすればどういったところをオススメしますか?

社長K氏人が育ってくるので非常に事業スピードが速くなります。こうしたいなと思っていることが、人の成長と共にできるなあと思います。時間の短縮ができますし、全国の情報を教えてくれるそういった面はお勧めしたいです。USKの特徴としては社長自身が経営をなさっていたのと、その中に設計・営業・コーディネーターを実際に研修してくれます。多くのコンサル会社は営業が得意だから営業をします、設計ができるから設計をします、という一点張りの研修が多いんですけどトータルの流れをきちんと分かって、これをして次はこれをやる。その次はコレという感じに研修の組み方は流れと、状況を理解している人にしかできないやり方なのではないかと思います。あと助成金も扱える会社ですが、助成金があることを知りませんでした。公的な助成金というのは悪用されると困るということで、難易度が高いですがアドバイスをいただいて会社的にも助かりました。


お忙しい中、取材のお時間を頂きましてありがとうございました。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL